その一瞬のために
4日から始まった五輪も、まだまだ中盤で、連日熱い戦いが繰り広げられています。
日本チームは現在、金メダル1つ、銀メダル1つ、銅メダル3つ。
まだまだメダルの期待できる競技も沢山ありますが…
五輪の価値はなにもメダルだけではありません。
メダルを、ベストパフォーマンスを目指し、躍動する姿こそ注目すべきポイントだと思います。
五輪までの準備期間は、4年間。
競技時間は、ほんの一瞬。
陸上の100mであれば、4年かけて準備して、本番はたったの10秒くらいです。
その10秒に向けて、いったいどんな思いがあるのでしょう?
例えば4年後に、何か発表会があるとして、貴方はそこで10秒のセリフを喋るとします。
その10秒のセリフを最高のものにする為に、4年間努力し続けられる人が、この世にどれだけ居るでしょうか…
パフォーマンスを発揮するのはアスリートだけではなく、例えば上記のシチュエーションそのままに、舞台俳優だとしても。あるいは歌手だとしても、画家だとしても。同じことが言えると思います。
また競技時間が10秒の短距離走でも、2時間のマラソンでも、4年間という月日からしたらささいな誤差です。
そういった長い4年間を、ほんの一瞬も手を抜かずに乗り越えられる人間が超一流なのだと思います。
私も五輪に出場しましたが…悔しいことに、予選落ちでした。
元々出場できるチームが16チームだったので、実質準決勝みたいなものではあるのですが…それでも上位の国と大差がついて、日本記録に近い記録が出ても組8位という事実が悔しくて仕方ありませんでした。
ですから私もそういう意味では超一流になり切れなかったんですよね。
もっと五輪前に、あんなことできたかな、こんなことできたかな…と思う事は、今思えば色々あります。
ただ残念ながらタイムマシンというものは今のところ存在しないので…(あっても怖くて使えません)今後自分が生きていく世界で上を目指してコツコツやっていくしかありません。
メダルを獲れなくて自責の念に駆られている選手を見ると、胸がふさがる思いです。
観る側からすると、貴方が努力してきた4年間はよく分かっている、だから自分を責めないで、と言いたくなります。
でも自分がもしその選手だったら…やっぱり自責の念に駆られるのだと思います。
どうかそういった選手がじっくり時間をかけて、頑張ってきた自分が確かにそこに居たことを認めてあげられるようになりますように、と思うばかりです。
ちょっと暗いお話?になってしまいましたが、折角世界のトップレベルが集まる大会ですので、観客の皆さんには純粋に楽しんでいただきたい!と思うのも選手の本音だと思います!
もちろん日本チームを応援するもよし、他国の推し選手を応援するもよし、誰も応援せずにただただ競技や演技に酔いしれるもよし。
4年間の思いを一瞬に込める選手たちの力いっぱいのパフォーマンスを楽しみましょう!
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皆さん!アクセフに「アンクレット」があるのをご存じでしょうか?
アンクレットはankle=足首につけるアクセサリーです。
カラーバンドを二重、三重に巻いて足首につけるのももちろんOKなのですが…
こちらのアンクレットは足首に装着することを前提に作られています。
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